良書読感!『「量子論」を楽しむ本』

 

非常に幸運なことに、私は高校時代の予備校で量子論に出会うことが出来た。
(今流行の東進ハイスクールだ、笑)

量子論は私に衝撃を与えてくれた。それは、物質が「飛び飛びの値」を取り得ることを知った瞬間だ。「飛び飛びの値」というのはどういうことか。まず、日常生活では「連続の値」に囲まれていることを説明しよう。

例えば、人が走るスピードを考えてみよう。人が停止状態から走り出すと、当然ながら、時速0キロ→時速1キロ→時速2キロとスピードが上がっていく。そして、0キロと1キロの間は無限に細かい値があって、時速0.00312549804584キロなんて値もあるだろう。つまり、「連続の値」を示しているわけだ。逆に「飛び飛びの値」とは、人が走りだすと、時速0キロ→時速1キロ→時速2キロとスピードが上がっていくが、0キロから1キロへは瞬間的に切り替わるのである。ある意味「瞬間移動」だ。そんな不思議な状況遷移が「飛び飛びの値」である。

量子論(物質を極限まで小さな、ミクロの視点で捉える理論)では、物質は「飛び飛びの値」を示すのである。先ほどの不思議な状況が、現に起きているのである。例えば、電子の動きなどである。僕らが見ている日常は、そのミクロの世界を、それまた無限に積み上げた物質の世界であるわけで、「飛び飛びの値」を無視出来る「連続の値」を見ているのである。


なんて常識から逸脱した学問なんだと思いません?そう思われたのなら、是非この本は手にとって欲しい。難しい部分もあるが、流して読んでも量子論の持つ「不思議さ」を感じることが出来ると思う。

私達が見ている(観測している)世界を構成する量子の世界では、別の物理法則が適用されていると思うと、ちょっと世界の見方が変わりますよ?

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