カッパドキアでの2日目の朝(トルコに来て3日目)。昨日の朝は曇りだったが、今日は眩しいぐらいに晴れている、写真がかぶるがもう一度綺麗な気球の写真で始めよう。今日は北側のツアーだ。キノコ岩やラクダ岩などカッパドキアの人気スポットを巡ることが出来る。
まず向かったのはウチサヒル。自分が泊まっている地区だ。ウチサヒルはこんな岩を背に最近開発の進む、オシャレな宿の多いスポットである。最高級の洞窟ホテルもあったりすので、日本人ツアー客も多かった。
次に向かったのはローズバレー。振り返ってみるとカッパドキアで一番良かったスポットかも。30年前まで人が実際に住んでいた洞窟の居住区の廃墟を抜け、丘を上がると、360度のパノラマが見られる。一方の山側はローズバレーと言われる写真のような綺麗なグラデーションの地層が見られる。
もう一方はキノコ岩と、以前洞窟に住んでいた人たちが移り住んだ町並みが眼下に広がる。カッパドキアのすべてが見られる絶景ポイントと言って良いだろう。
ちなみに、廃墟と化した洞窟の住居は現在売り出し中だ。ここを改装してホテルにすれば、「洞窟ホテル」として人気が見込めるそうで、地価がどんどん上がっているとのこと。
その後、「Koy Evi Restaurant」というトルコの家庭料理を皆で味わった。トルコ料理はパンと一緒にトマトソースで野菜を煮込んだ料理や、チーズ・ヨーグルトと野菜をあえた料理が多い。デザートは何でもかんでも甘く、ちょっと日本人には合わないかもしれない。
色とりどりの料理がのった前菜。皆で分けて食べるのもトルコ流。
その後はラクダ岩やパシャパーの奇岩「三人美女」、ゼルヴェのキノコ岩などを見る。
それぞれのポイントの移動は車で約30分ぐらいかかるが、どこ行ってもトゲトゲした岩がある。本当に広大な大地だと実感させられた。
昨日も一緒に同行してくれた日本語ガイドは、今日も同行してくれた。22歳の若い女性だ。色々話を聞いていると、カッパドキアではホテルで働いており、時折日本語ガイドを請け負っているそうだ(と言っても知識はあまり無いし、日本語も大したことないが)。しかし、今日でそのホテルの仕事もガイドの仕事も辞めると言うから、驚く。今のホテルの仕事がきつく、イスタンブールで働くそうだ。
まぁ、そこまでは驚いただけだったが、その後仕事を発注している側のツアー会社の話を聞いていると、トルコの現状を知ることが出来た。
つまり、トルコの女の子は過保護で育てられ過ぎていて、「お嬢様」気分で社会に出て、辛くなったらすぐ文句を言ったり、仕事を変えたりするのが問題になっているそうだ。実際、その22歳のガイドの子も、ガイドをやり始めたのは5日前と言う始末。さらにはツアー中言っていたイスタンブールの職も、夜になったら急遽取りやめて実家に帰ることにしたそうだ。イスタンブールには行ったことがないから、もう少し考えると言うのが理由。
女性が働くのは当たり前のトルコだが、確かにカフェとかも男性が多く、まだまだ男女平等にはなれていないようだ。
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