1日目の晩にカイセリまで飛行機で移動し、そこから小1時間ほどの車の移動を経て、カッパドキアに宿泊した。2011年11月7日、朝起きてみるとそこら中で気球が飛んでいる。この景色にはちょっとした感動だ。私は気球には乗らなかったが、気球に乗るなら早朝から行動を開始する必要があるそうだ。
宿泊先は「Lale Saray」。ウチサヒルにあるオシャレなこじんまりしたホテルだ。旅行会社からは洞窟ホテルと聞いていたが、石で出来た普通の部屋だった。洞窟内の部屋に湿気がこもってしまい、部屋が変わってしまったそうだ。尚、11月のカッパドキアは夜は氷点下まで冷え込むので、防寒着は必須。部屋の中はそれなりに温かい。
カッパドキアは非常に広いため、現地のツアーで回った方が効率的だ。私が利用したのは「YAMA TOUR」という所だった。YAMAは日本語から来ているようで、経営者の奥さんが大阪出身の日本人で、日本人に優しいツアーが可能。
まず向かったのはカッパドキアが一望できるポイント。本当に茶色の景色が延々と続き、所々尖っているのが不思議だ。なんだかずっと見ているとクラクラしてくるほど。
カッパドキアは広いため、南北で2種類のツアーがあり、両方参加するのが一般的のようだ。私は1日目は南側のツアーで、2日目は北側のツアーだった。南側での見所は「ウフララ渓谷」のようで、渓谷を3キロほどトレッキング出来る。最初はその規模に驚いたが、歩くのは渓谷の下を流れる川沿いで、そんなに大きさに圧倒される感じではなかった。
ウフララ渓谷でのランチ後に向かったのは、地球の歩き方には書いていない「The Selime Cathedrale」という所。ずっと昔、カッパドキアの尖った岩には人が住んでいた訳だが、その岩に登れるスポットだ。かなり険しい岩肌を登ると教会などいくつもの部屋がある。
これぞカッパドキアに来た!という気分になれるので、是非ともオススメしたいポイントだ。
最後に地下都市に行った(午前中に寄ったのだが、混雑で夕方に変更した)。ここも凄い。何と言っても「都市」と言うだけあって、規模がでかい。地下8階まで掘られており、教会・学校・動物を飼う場所などが揃っている。保存食を準備することで6ヶ月は住めるらしい。地下8階から空を眺める小さい穴も開いており、外が昼なのか夜なのかを確認出来るようになっている。地下8階まで下る探検気分は間違いなく楽しい!
綺麗な夕方を見れるトルコの広大な大地。
ちなみに、ガイドに日本語が分かる人を付けていたので、その人から聞いた話。トルコ人が日本人を好きな理由は、何度もトルコに旅行しに来てくれるし、1年中来てくれるので、日本人向けの仕事が生まれるからだそうだ。韓国人はガイドを現地調達せず、韓国から一緒に連れて来てしまうため、トルコで職が生まれず、困っているようだ。「金のある日本人」という先人たちが植え付けたイメージが良いのか悪いのか、皆良くしてくれるのは確かだ。
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